よくある質問

よくある質問と回答

Q1:農検では、小学校段階から一般まで広範囲な方を対象としていますが、どのような狙いがあるのですか?

これまで、我が国では、農業をする人を単に農作物を生産する人として考えてきましたが、現在では、生産から流通、販売、調理まで一貫した流れを、広く「農業」として捉えています。また、環境に与える影響も大きく、とりわけ、都会では、緑多い農地が環境改善に大きな役割を担っています。さらに、食の安全・安心ということから、農作物の農薬に対する関心や調理についての関心が高まり、消費者としても、農作物に対する基礎的な知識が必要な時代になっています。

また、21世紀は農業の時代だと言われていますが、最近では、TPPなど国際的な経済協定などで、安い農産物の輸入が国内農業を崩壊させるのではないかという問題も提起され、ますます、国民の関心は農業に向かっています。

このような背景から私たちは、環境、食に関する基礎的な知識を含め広い意味での農業の基礎的な知識を「農」の知識と捉え、まず、この「農」の基礎的な知識を学び、やがてそれが農業の「業」についての理解へと繋がるものと考え、この「農」と「業」を合わせた力を「農業力」と呼び、全ての人が身につけてほしい力としました。

そこで、私たちは、この「農業力」を身につけた証として、この「日本農業検定」を創設しました。そして、この農検を広く皆さんに受検していただき、「農業力」を身に付け、「農業の良き理解者・応援団」になってもらいたいと願っています。これが農業検定のねらいです。

Q2:農検は学校や職場、あるいは、一般の方にとってどんなメリットがあるのですか?

小中学校では、栽培学習や生物育成が新学習指導要領で必修化されました。授業の振り返りや進学時の履歴記載事項として記載できます。また、資格取得で一定の農に対する知識を身に付けているということを社会的に認知してもらえることが期待されます。

普通高校や総合学科高校や特別支援学校の生徒や大学・専門学校の学生同様に、授業の振り返りや、進学就職の際に履歴記載事項として記載できます。

社会では、職場での若手職員のスキルアップや仕事で農業の基礎的な知識を必要とされる方やさまざまな分野で農業の基礎的な知識を必要とされる方などに役立つ資格です。

また、一般の方については、家庭菜園や市民農園、体験農園などで、栽培の知識を確実に身につけたい方や農業や環境に関心のある方、スーパーやコンビニなどで野菜や食品を選ぶ際の参考として知識を得たい方など趣味や生活に生かすために役立つ資格です。

Q3:農業技術検定との違いは?

日本農業検定は、農業にまったく知識がない方、農業に日頃から関心があり農業の基礎的知識を学びたい方、家庭菜園や農業体験など栽培についての体験や経験を持ち体系だった農業の基礎的知識を学びたい方、仕事や趣味で農業の基礎的な知識を必要とする方などのための検定です。

そのねらいは農業に関心のある層を拡大し、農業の理解者や応援団を育成することにあります。いわば、農業の底辺、裾野を拡大するための検定です。したがって、若い世代の小中学生から一般の方々を対象とした広範囲な検定試験です。

出題範囲は農業の基礎的知識を栽培、食、環境、農業全般の4分野とし、いずれも、基礎的な知識を出題範囲としています。知識の範囲やレベルに応じて、農検3級から農検1級まで3段階の設定で、受検資格は特にありません。実技試験や就農体験も必要なく、だれでも受検できます。

一方、日本農業技術検定は、農業を学ぶ学生や農業に従事したい方のための検定です。

農業高校、農業大学校、農業系の大学などで学ぶ学生・生徒や就農準備校で学ぶ人たち、農業法人で将来、独立就農を目指す研修生や従業員、農業後継者などに対して農業についての知識・技能の水準を客観的に評価し、教育研修の効果を高めることを目的として平成19年度から実施しているものです。

これからの農業を担う人材の育成・確保に欠かせない検定として入試で優遇する農業大学校や農業系大学がでてきただけでなく、優先採用する農業法人があるなど受検メリットも拡大しています。社会人になってからも、JAの営農指導員や農業関連企業などでは資質向上に活用しています。平成27年度2万4千人の受検がありました。 試験区分は1級(大学レベル)、2級(農業大学校レベル)、3級(農業高校・新規就農レベル)まであり、1級・2級は専門科目別に6分野の選択科目が、3級は4分野の選択区分があります。試験は学科試験と実技試験(1級・2級のみ)があり、学科試験はだれでも受検できます。

以上より、この日本農業検定を受検して農業に関心を持ち、その中から、日本農業技術検定を受けて、 農業の担い手へと繋がるなど、今後、両検定の連携を進めていきます。

Q4:一般の受検で、東京、大阪以外の居住者は、どのように受検すればよいですか。

一般で受験する場合は、東京、大阪での公開会場において受検できます。この会場では、マークシート方式の受検となります。

東京、大阪以外で受検希望される方は、全国約150ヵ所のCBT会場での受検できます。この場合の受検は、パソコンでの受検方式となります。詳しくは個人受検の申込方法をご覧ください。なお、東京・大阪でも、CBT会場での受検が可能です。この場合は、受検申し込みの際、CBT方式を選択してください。ただし、公開会場とCBT会場を二重に受検はできません。申し込みの際、誤って二重に申し込むと失格となり、不合格となります。ご注意ください。

Q5:農検の受検資格はあるのですか。農業経験は必要ですか。

受検資格は一切ありません。また、農業経験も必要ありません。だれでも受けられます。

Q6:農検の合格最低ラインはどの程度ですか。

2級・3級は正答率原則60%以上で合格です。1級は正答率原則70%以上で合格です。ただし、問題の難易度により、若干の得点調整を行う場合があります。

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